人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
プロフィール

サトカズ事務所

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
タグ
(124)
(67)
(53)
(28)
(26)
(25)
(14)
(14)
(13)
(7)
(3)
(3)
(2)
カテゴリ
今日このごろ
展覧会
たてもの見学
インテリアプランニング
建築法規
家づくりのまえに
コンペ雑感
HC248-高窓と中庭のある住まい
HC241-彩のある住まい
模型
P1グランプリ
WH454-海と山を望む家
WH452-見晴し台の家
WH448-柔らかくつなぐ家2
WH447-柔らかくつなぐ家
HC219-ふたつの庭
HC218-杜と水のホール
WH431-見晴し台
HC207-二世帯住宅
WH422-T-house
HC204-よりそう家
HC203-素のすまい
HC202-自然と会話する家
以前の記事
2011年 02月
2010年 10月
2010年 08月
more...
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
カザルスホール2
カザルスホールのホワイエ(待合室かな)です。
低く水平に伸びるトラバーチン(大理石の一種)の壁面や床面。
そこから床と同じ素材のボリューム(下の写真左手の塊のこと)が浮かび上がる単純な構成。
カザルスホール2_d0138618_11581447.jpg
カザルスホール2_d0138618_11582719.jpg
白い壁面とトラバーチンが歯切れのよい地と図の関係を作り出している。そのせいか壁で囲まれているという感覚は飛んでしまい、どこか空の下にいるような気分になる。
金属でできた2本の太いシャフトがその空にそそり立ちこちらを見下ろしている。
空間の重心は低く抑えられている。
通奏低音のようなトラバーチン。石切り場にいるような気分。

カザルスホール2_d0138618_11584798.jpg
両側の2つの階段が期待感を盛り上げている。
部屋のコーナー部分に控えめに添えられたコーニスの装飾がお茶の水スクエアーとの関係を感じさせてくれる。

カザルスホール2_d0138618_1159949.jpg
カザルスホール2_d0138618_11585956.jpg
見えげると大きな二つのトップライトがあるのだが、高い位置にあるため視界には入らない。
柔らかい光だけが上から降ってくる。やはりどこか得体のしれない感じがする。
装飾らしい装飾はほとんどない。ミニマルなデザイン、控えめな表現であるものの、素材や構成、配置などによって強烈な存在感がつくりだされている。すごい密度。
何かを指示しているような気はするのだが・・・下敷きはなんだろうかと思う。

カザルスホール2_d0138618_11591961.jpg
というわけでホール内部はまた明日。



サトカズのホームページサトカズとはサービスと料金設計のプロセスサトカズの作品集
>>>お問合せはこちら

by satokazu_n | 2009-11-25 12:37 | たてもの見学
<< カザルスホール―ホール内観写真... カザルスホール1 >>