サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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結果発表
ひとつ前のエントリーの予想はどうやら当たったようです。

クライアントからの経過報告には。特に選定の理由は書かれていないものの、比較的短時間で選考が進んだことからすると、ほぼストレートに決まったのではないかと思います。他の提案より抜きん出てパンチ力のある提案なので、当然といえば当然という感じです。個人的には歓迎したいのですが、少々心配な点もあり簡単に書きます。

まずこの提案がこのコンペサイト全体に与える影響です。最近、提案の必要書類が見直され、新たに概算見積書の添付が必要になることが運営側よりアナウンスされているのですが、この提案はこの見直しの目的が無効であることを暗示してしまったように思います。簡単に言えば、提案書中の概算はあるものの、算定が大変甘い。構造的な特殊性と吹抜けのコスト、内外装の仕様が反映されていない、などの点を考慮すると、概算見積書なんてあったってタカが知れているというべきです。子供にお菓子を選ばせているようなもので値札の見方もわからない。そんな選ぶ方にも一定の瑕疵(菓子)はあると思うのですが・・・

それからクライアントに作品の正しい情報が伝わっているのだろうか、という心配があります。法規的には「2階建て+ロフト」ではなく、「3階建て」であること。そのことによって外壁や内装、開口部の扱いに制限があること(設計者はそれなりにわかっているよう様子)。構造的には大断面集成材、SE工法または鉄骨造にしないと提案のような空間は無理であること。さもなくば柱や梁が付加され、提案のイメージは大なり小なり変わるであろうこと。結果的に提案のような明るさは難しいような気もしますが、それはいいすぎまもしれません。こんな老婆心もクライアントに伝わっていれば全く問題ない話で、むしろそうあってほしいのですが、確認しようがありません。よい結果になることをひたすら祈るのみです。

そんな小さな心配をするよりも、構造、法規、積算などなど、どれをとっても一般的に提案の精度は当てにならないという認識をクライアント側は持つべきだと考えています。少々ネガティブな良い方ですので、言い換えれば、提案者のセンスやイメージ、構想力、表現力などの能力を判断材料にしていくべきだと思うし、そのようなインセンティブを与えられるような仕組みとは何か、が僕のもっとも興味ある部分なのです。

さて仕事、仕事、今日中に面積確定とスラブ位置のチェックバック・・・
そうそう週末に面談がひとつ。プレゼンを考えなければ・・・
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by satokazu_n | 2008-07-08 08:17 | 今日このごろ
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