サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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エリスマン邸
少々間があいてしまいましたが、出し切ってしまおうということでエリスマン邸を投稿します。

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サンルームです。窓ガラスの白いウネウネはクリスマスのデコレーションです。落書きではありません。でも、ほとんど装飾らしいものがなくシャープな線で構成された空間は、モダンなものを感じます。この頃すでにバウハウスなどのインターナショナリズム(国際主義建築)や、ル・コルビュジエが出て来た時代ですから、その影響もあったのかなぁと思いました。

ちなみに1925年は。・・・バウハウスがヴァイマルからデッサウに移転した時期で、そのころの校長はヴァルター・グロピウス。一方、ル・コルビュジエはパリ万国博覧会でエスプリ・ヌーヴォー館を設計しています。これらの活動がひいては、1927年のドイツ工作連盟のシュトゥットガルト住宅展へとつながるのですが、この時期はいってみればモダニズム建築にとってのひとつのピークを迎えつつあるという時期といえるわけで、極東の若き外国人建築家といえどその熱気を感じていた、というか煽られていたのでしょうね。

日本史的にも世界史的にも経済恐慌や第一次世界大戦の戦後処理の失敗などにより国際化ではなく国家主義的な動きが大きくなっていく時期に当たり、なんとも裏腹な感じです。

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サンルームからダイニングルームへ。前に投稿したリビングが見えます。

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外観の低く水平に伸びたコーニスと違って、大きく高い天井が特徴的です。この辺りのちぐはぐな展開は意図したものだったのでしょうか。わかりませんが。

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普通に見えるかもしれませんが、他の洋館を見慣れてしまった眼から見ると、窓の大きさにハッとします。中桟などの格子が全くないだけで、もの凄い開放感を感じるものだなと感心しました。竣工当時のクライアントもそう感じたのでは。
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by satokazu_n | 2009-02-08 15:58 | たてもの見学
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