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サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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彩のある住まい1
小さな敷地に立つコンパクトな住まいの提案です。

彩のある住まい1_d0138618_1621384.jpg

敷地は旗竿状になっていて東側に伸びる路地状部分側だけが、
こちらのお住まいのファサード(主要な立面)になっています。
とても細長いプロポーションで、まるで壁の小口を見ているようです。
白い壁の中央に見える窓は書斎の窓です。
デザイン的に窓が必要か否かは問題になりますが、
窓に限るわけでなくその家の息づかいや生命力のようなものが必要な気がしています。

その下にある茶色い部分は玄関の扉です。
同様に生き生きとした表情がほしかったということもあり
模型の材料として木を使っています。
写真ではわかりませんが、アガチスのトラ斑状の部分を使用
つくっているときに木目の鮮やかさと深みに存在感を感じました。
こういうところは工業製品はまだかなわない。(応援してます)
玄関などは特にクライアントの好みなど様々な要因で決まるものですから
本当に木を使うわけではありません。

彩のある住まい1_d0138618_15594132.jpg

西側は大きなお屋敷のうっそうとした緑が展開しています。
それから南側は第一種高度地区のため、2階になると日当りもいい。
南から西にかけて恵まれた環境といえます。
そちら側に大きな窓をつけています。

この窓についてはただの窓というわけではなく、
サンルームになっていて、屋内でありながら屋外的な扱いをしています。
こうすることで、どうしても必要になるバルコニーのような屋外を屋内として利用できます。
このへんは後ほど詳しく


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by satokazu_n | 2009-07-06 16:12 | HC241-彩のある住まい
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