サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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カテゴリ:コンペ雑感( 17 )
HC247-じゅうばこの家
おそらく今回の敷地の場合はあまる深く考えずに南面に全面開口をつくってリビングダイニングを南面させるというのが落ちかもしれない。構造的な負担は甚大だが、それがいちばんわかりやすいのだろう。
ただし、この敷地の周辺状況をみると、今後マンションなどの大規模建築物に取り囲まれてしまうことが容易に想像できてしまう。たとえ多少の距離があったとしても、上からのぞきこまれるのはかなり不愉快さがあるから、真正面に正対する形での窓というのは設計者としては避けたいという心理があった。

というわけで、街区の軸から斜め45度方向に視線を開くべく、L字型の入り隅にバルコニーを設け、ここから採光や眺望を楽しめるようにした、というのが今回の提案です。

ほかにも「外観」というのをもう少し考えたいというテーマあり、ありがちなモチーフですが一応の着地を果たした、と感じています。


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by satokazu_n | 2009-09-11 09:18 | コンペ雑感
HC247-じゅうばこの家を昨日提案しました
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二つの箱が重なったような外観をイメージしながらつくってみました。
マンションや工場に囲まれて立体的な視線にさらされることが予想されることから、
正面を開放させるのではなく、斜め方向に視線を伸ばせるようバルコニーの位置をきめています。
ややコートハウス的な解決です。


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by satokazu_n | 2009-09-10 10:41 | コンペ雑感
コンペ提案ー並木の小箱 2
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もう少し存在感が出せないか、などといじる。
メリハリをつけてどんっと大きな窓にする。
何か、これってモノがないとやはり締まらない。
もの足りないのはこのへんか。

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内観も光の乱反射した感じや素材感などもう少し出したい。
しかも、寿司のようにパパッと握ってトン、というのがいい。
この潔さのためには手間のかかる下準備はみせないほうがいい・・・とは思うけど、掲載。


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by satokazu_n | 2009-06-25 17:42 | コンペ雑感
コンペ提案ー並木の小箱
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日曜日にコンペ案をひとつ提出しました。
通りに沿って並木のある小住宅です。
大きさは24坪+ロフト6坪ほどですが、主寝室と2つの個室、それから収納空間をたっぷりとってあります。
2階をLDKのにして、日当たりと眺望をぜいたくに楽しめる設計になっています。

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910モジュールにするか、メーターモジュールにするか悩みましたが、コストと敷地との相性のよさから910モジュールにすることにしました。2通りかいてみて、最後はエイヤッという感じです。コンペでなければもっと精度の高いコストの検討ができるんですけどね。

それはともかく、なんとなく敷地が小さくなると尺貫法の影響が強くなるような気がします。
一町歩とか一反といった昔の単位を基準にして畑か田んぼの大きさが決まって、その後、あぜ道が道路になり、各画地が分割されて住宅地になる。さあメーターモジュールだぁと物差しを当ててみると、妙に余っちゃったりする。敷地が広ければ余らせておけばいいのですが、目一杯となるともどかしい事態になったりして。

設計をされている皆さん。
いかがでしょうか。


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by satokazu_n | 2009-06-17 11:52 | コンペ雑感
コンペ案掲載(オフライン筋肉痛)
昨日投稿した「HC230太陽の草はら」という提案は、ハウスコというサイトで募集されたものです。先ほどから全ての提案が公開されました。今回も条件に難しさのあるコンペでしたのでしたから、皆さんそれぞれ苦しんで解いている様子が伝わってきます。ま、他の案などご覧になってみてください。(こちらで参照できますが、未登録だと閲覧できません。悪しからず)

条件に難しさがあるなら教えてあげたら・・・というお話もあるのですが、「そんなの無理だ」という意見が多いほど、人は例外的に上手くいく方法を信じたがるのです。「でもね、実はね、なんとかなるかもね・・・」なんていわれると、ホントかなと思う反面、ものすごく興味がわくでしょう。結局、いかがわしい事例が目立ってしまう。これじゃ意味がない。否定的な情報は限定的な環境でないと受け取れないのかも。(なんか思い当たる節があるな。自戒もこめて)結局は自分で気づくしかないのかもしれませんね。

それはさておき、最近仕事場を移転しまして・・・といっても移動距離は数メートルなのですが、資料を整理したり捨てたりと、久しぶりに肉体を酷使しました。なかでもカタログの整理が大変です。なんでこんなに重いんでしょうね。お陰さまでスッキリとした環境で今週から業務に励んでいます。
スッキリついでにネット環境から離脱してしまい、現在オフラインの静かな日々を送っております。インターネットって思いついた時にすぐに情報を引き出せて便利なのですが、その分、余計に時間を吸い取られてしまっていたようで、かえって効率がいいなぁという感覚を持っています。無線LANを即刻購入!と考えていましたが、しばらくこのままオフライン生活を続けようと考えています。

というわけで更新しばらく滞りますことをご容赦ください。


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by satokazu_n | 2009-04-16 19:37 | コンペ雑感
HC230-太陽の草はら
昨日提出したコンペ案を掲載します。

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2階リビング+屋上テラスという構成です。太陽光発電を屋上で行えるようになっています。
屋根を2段にスキップさせているのですが、スキップした床面の段差から屋上の草花が顔をのぞかせています。それがリビング・ダイニングから見えることで普通の家とは違った面白さ、豊かさをつくり出しています。

今回は素直に要望とおり解いております。
管理建築士講習が提出日前ということもあり、他の物件との関係で冷汗かきました。やれやれ。


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by satokazu_n | 2009-04-15 16:47 | コンペ雑感
植物と暮らす家
お題は「植物と暮らす家」それでもってパン屋さんを併設する架空の家族の設定です。

d0138618_1825543.jpg植物、パン、家族・・・キーワードは「食べる」ってことかなぁと考えたのですが、パン屋さんを経営されることになりそうなので、そうなると「食べる」というよりは「食べてもらう」という方がよりマッチしていると思いました。「食物連鎖」という言葉もあるように、植物も人も誰かに食べてもらうことで生存していて、そのエネルギーがぐるぐると回り、行き渡ることで自然や社会が健全に保たれている、よなぁ・・・と。

<< 1階平面図

d0138618_18252524.jpg不思議なことに植物は食べて下さいっていうカタチをもっている。パン屋さんも皆さん食べて下さいって言いたいだろうし。食べたくなるカタチってどことなくユーモラスで幸せな感じがするから家族にもってこいだ・・・。といった感じで、食べたくなるようなカタチや、ぐるぐる回るようなカタチをテーマにしてつくった作品です。

<< 2階平面図

d0138618_18253888.jpg植物自体は人間の思惑をよそに自分の都合のよいところで好き勝手に繁殖するので、任せてしまえばよいかなと考えました。それが自然な均衡状態を維持できるように、見苦しくないように最低限の制御というものがガーデニングなのかなと思っています。

<< 屋上平面図

・・・おかげさまでP1グランプリ準決勝選出になりました。

というわけで掲載しちゃっていいかなと考えましたが、どうなるというわけでもなさそうなので公開しときます。会場でパネルや模型をご覧下さい。結構技術的なことも考えているんですけど。


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by satokazu_n | 2009-04-01 12:29 | コンペ雑感
いいコンペでしたね
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例によってコンペに提案していたのですが、昨日結果が発表されてました。残念ながら他の方の採用でしたが、今回はいいテンポで選考もすすみ、内容的にも充実したコンペだったのではないかと個人的には思っております。現実面での葛藤など提案者側には悲喜コモゴモあるのでしょうけれでも、住宅コンペという意味で教科書的な展開だったのではなかと思います。

■ 住宅コンペって何だろう・・・

住宅コンペは、依頼者側からみると提案のスーパーマーケット、提案者側からみるとオーダーメイド、という複雑な状況があって、この状況が様々な矛盾を生み出しています。スーパーマーケット的状況とは、自由に選べるけど、欲しいものが出来るかどうかはわからない(一般市場)。オーダーメード的状況とは、欲しいものが出来るけど、自由に選べるかどうかはわからない(限定市場)。性質の違う二つの市場をダイレクトにくっつけたのが住宅コンペの姿だと思います。わかります?

依頼者にとってみれば自分の要望にそった(と思われる)提案から自由に好き勝手に選択ができるメリットがある反面、実現性が失われやすいというデメリットがあります。一方、提案者にとっては参入障壁が少ない(表現の場が得られる)というメリットの反面、消耗戦をを受入れなければならないのです。たいへんです。

■ そんなことを思いながら・・・

実は数日前このコンペに関係している近所の建築家数人で集まる機会があり、いろいろお話をしたのですが、同じ話題について普段思っていることを率直に話すことが出来たのは時間の無駄ではなかったなぁと思いました。何か解決したとか、何かしよう、ということではなく、自分の考えを聞いてもらえたということに単純な喜びがあったように思いました。(そう思ったのは僕だけ?。だとしたらごめんね。でも楽しかったぁ)
あ、たまには同業者とお話するのもいいですよ。僕の案、どうかな。という話題でずいぶん楽しめます。
ひょっとしたら住宅コンペの矛盾を解決する方法というものが、この楽しさのなかにあるのではないかとも思いました。これはまた別の機会に書きたいと思います。

上の写真は表参道の紀伊国屋のところに建っていた建物。テキスタイルのような表層。


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by satokazu_n | 2009-03-25 08:10 | コンペ雑感
現地調査会 in 鎌倉
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いやー夏い暑でしたね。
一ヶ月ほど書き込みが途絶えまして申し訳ありませんでした。

先日、あるコンペの現地調査会のため鎌倉にでてきました。たいへん景色の優れたところで、いい提案があるのではないかと期待しています。写真はそのときのひとコマです。もの凄い暑い日で、久しぶりに夏がもどったと感じたほどでした。最寄り駅から現地まで15分ほど歩いたおかげで、汗が吹き出して止まらず、しばらく朦朧としてしまいました。今思うと日射病の一歩手前だったのかな・・・

このコンペについては規模設定にやや難があって、参加するかどうか迷っているのですが、例によってコンペの性質などについて書き込みしたりしています。全く無駄な労力なのですが、一応こちらにも描いておこうと思いました。

コンペというのは良くも悪くも市場主義的な側面があって、競争が悪弊(失敗)を生むことが多々あります。善意悪意を問わず「概算見積もり書」が正しいという保証はないし、その区別も知識のない方には難しいと思います。もし実現性や精度を重要視するのであれば、それなりの知識を身につけられるか、借りてくるか、何か考えた方がいいと思います。

あるいは、コストだの構造だの法規だのといった判断不能なものは取り払って提案の魅力だけで判断するというのもひとつの方法だと思います。設計者個人のデザイン力や表現力、センスといったものは嘘がつけないし、予算があろうがなかろうが、設計者の能力からは逃げられない。それに、そもそも提案に夢がないのでは家を建てようなんて思わないのではないですか?

現実的な、冷めた視点に立ちながらも夢うつつに戯(たわむ)れるのが、依頼者の正しい遊び方(選び方)なのかなと、思うことがあります。


やはり依頼者は独自に防衛策をもっていないと有効な提案は選べないのではないか、同時に夢を失ったのではコンペを行うという利益が少ないのではないか、と考えています。それで最後の文章になったわけです。少々カッコつけ過ぎですか?

蛇足ですが、この問いの次のコメント(他の建築家の方)について、レスをこちらに書きます。質疑BBSの範疇から外れるし、あまりそういう議論を盛り上げても邪魔なだけなので、場外コメントお許しを。

コストを決めるのは建築家ではないと思います。お施主さまの予算と要望する大きさや間取りを実現するのが建築家の使命ではないでしょうか?。


と最後にあるのですが、ビジネスマンの考え方としては素晴らしいし、疑問の余地がないのですが、建築に携わる立場からみると全部逆なのです。原則論として言い換えれば・・・

「お施主様に相応しい場所、敷地、規模や形態、コストなどを考え、ご理解頂けるようご説明をし、実現に向けて最大限の力を発揮するのが建築家の使命ではないでしょうか?」


となるというのが私の考えです。いかがでしょう。大きさや間取りを考えるのがお施主様の役割だとしたら、建築家は何を考えるのでしょうか?お施主様の要望や敷地を理解して、大きさやかたちを割り出し、コストを算定するのは建築家の能力ではないのでしょうか。むしろ、「このようなものが必要だ」と、具体的なかたちを提示して、理解を取り付け、技術的な困難を解決するなど、積極的に環境を変化させていくことの方が「建築家としての使命」という表現に相応しいと思うのですが。いかがでしょう。

それに偽装問題のことを考えると、「お施主さまの予算と要望する大きさや間取りを実現」することを重要視するのはいかがなものかと思うのです。

と威勢のいいことをいっても、私はしがない設計者にすぎませんので、志だけは高く、物腰は低く、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という状況に憧れています。秋ですね。
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by satokazu_n | 2008-09-09 10:28 | コンペ雑感
見晴し台ー雑感
見晴し台の結果は全ボツ、つまり採用案なしとなったことは昨日書いたとおりなのだが、その原因にはちょっと触れておく必要があると思った。この知らせを受け取ったときは打合せのための資料作成に必死になっていて、正直深く突っ込んできいてみることは出来なかった。所詮コンペなのだから仕方ない、といった感覚で簡単に済ませてしまったのだが、やはり迂闊というべきである。

話を反芻してみると、クライアントの予想が見事に外れたのかな、という考えに行き着いた。つまり、この敷地に建つであろう建物の完成像が提案者の方々とクライアントでは理解が違っていた、より簡単に言えば、もっと大きいものが出来ると思っていたのにこれだけなの、とか、こんなに必要なの、ということではないかと思った。よくある話である。設計者を選ぶ段階で実現性を精度良く把握出来るということは素晴らしいことだと思うのだけれど、少々薬が効きすぎるのだろう。途中でわかるよりは最初からわかっていた方がいいと思うのだが・・・

未確認のため、これ以上の推測はやめる。

コンペというのは双方向のコミュニケーションに見えて、実は厳然たる一方通行なのだと思う。対面して打ち合わせれば二言三言でお互いに納得してしまうことが、コンペでは大々的な手続きになってしまう。そのあげく件のようにすれ違うこともあり、つきあう方としてはその程度の失望と苦労は最初から引き当てておく必要があるといえる。
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by satokazu_n | 2008-07-02 09:25 | コンペ雑感