サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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ブラフ18番館
山手西洋館のひとつ、ブラフ18番館です。
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この日はあいにくの雨。これを見たら帰ろうか・・・などと話していたのですが、楽しくなってつい長居してしまいました。晴れの日よりも薄曇りの方が内観写真は上手く撮影できるような気がしているので、これはこれでいい天気と言えなくもないのですが。

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単純なノスタルジーやロマンチシズムで楽しんでしまうのもよいのですが、もうちょっと注意深く見ていくと、模様やかたちの繊細なものが多いことに気付かされます。なんとなく眼のおくの網膜が喜んでいるような、そんな気持ちがして来ます。反対に考えると、いわゆるシンプルモダンな建物っていうのは眼球の動きが面白さにつながっているんじゃないか、そんな気さえして来ます。

今日はこんなところで。
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by satokazu_n | 2008-12-28 10:53 | たてもの見学
感想戦
コンペ提出案というのは、締め切りの時点で思考が強制的にストップさせられてた状態なので、こうして改めて眺めていると、あーすれば、こーしたら、とついつい考え込んでしまっていけない。時間が足らずにやむなく提出したものはことさらその感じが強い。

僕は平面図にほとんどの時間をかけるので、立面はかなり後回しになってしまう。平面図上で考えた窓の位置と大きさを立面図のシルエットの中に時計をみながらプロットしていくと、世にも奇妙なものが浮かび上がってくる。当たるも八卦当たらぬも八卦といったところだろうか。(なんだそれ?)時間が許す限りファサードを整えてパースや模型をつくり、図版や写真をレイアウトする頃には秒読みとなり、プリンターが紙を吐き出すや否や脱兎のごとく家を出るという案配である。

平面と、立面、断面をスタディしているときに思うのだけれども、歌の歌詞と曲の関係に似ているなあと思うことがある。いかがでしょう。意味と字数、語呂、イントネーションといった言葉の要素と、リズムや抑揚、コード進行、起承転結、といった極の要素が、合ったり合わなかったり。

機能と必要寸法とそれらのつながりといった平面的な要素と、構造的なグリッド、高さ関係、プロポーション、コンポジションといった断面や立面的な要素が合ったり合わなかったり。

しかも、合いすぎるとつまらない。合わないと落ちつかない。いろいろ方法はありそうだけれどやり始めるときりがない。

井上陽水さんの「いっそセレナーデ」という曲に最近注目している。歌詞のなかの言葉ひとつひとつはとてもシンプル。というか陳腐といってもいい。(話が長くなってきたな)くちづけ、恋、夢、ささやき、今宵、ラジオなどなど。最後にひとつだけ「セレナーデ」なんていうちょっと宝石みたいな気の効いた言葉があるだけ。曲も単調なんだけれども、わずかなズレ、破綻がもの凄い広がりをつくりあげているところに驚きがある。

今日はここまで。
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by satokazu_n | 2008-12-26 23:01 | 今日このごろ
見晴し台の家
最近提出した案を掲載します。
まだ結果が出ていないので、画質が少々荒いですがお許しください。

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3階平面とパースに食い違いがあります。
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時間のない中で頑張ってつくったものですから、ほとんど着彩していないし、全体的にお化粧が荒っぽいものになってしまいました。箸にも棒にも引っかからないなと思っていたのですが、幸いなことに面接まで進むことができました。みるひとはみているのですね(と思いたい)。ただし面接でアラが出た。縦穴区画を忘れてしまったことが発覚。大変な冷や汗をかいてしまいました。まさに不覚。時間が足らなかったせいにしておきたいけれども・・・

それから鉄骨造で提案したのですが、情報収集を進めるにつれ金額的には難しそうだなという気配になってきています。そうなったらRC造に置き換ればいいのですが、壁を薄くして面積を稼いでいるのに・・・と今のところモヤモヤとした感覚で結果を待っています。さあどうなるのか。
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by satokazu_n | 2008-12-25 23:24 | WH452-見晴し台の家
外交官の家
d0138618_22201872.jpg前回に続き横浜の山手西洋館のひとつ、外交官の家です。外観はこうなっています。スレート葺きの屋根に下見板張りの外壁です。明治43(1910)年に建てられました。 設計者はアメリカ人で立教学校の教師として来日、その後建築家として活躍したJ.M.ガーディナーとのこと


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左の写真はエントランスをみたところで、右はエントランスを室内側からみたところです。この辺りはあんがい質素ではないかと思います。
階段のからんだエントランスホールがありますが、上手く写真に納まらないので次回への課題ですね。

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エントランスホールの左手の部屋です。これが客間になるのでしょうか。なんだか変な方が写っていますが、部屋の広さはだいたい15帖ほどかもしれません。一般的にはかなり広い部屋のはずですが、ソファーなど調度類が置かれ、きっちりと部屋を使い切っているせいか程よく感じられます。ソファーに使われている金色の唐草の生地と右手スタンドのシェードの生地が揃っているのを気づきました?そのほかカーテンの生地も近くでみると細かな模様が入っていて、とにかくひとつひとつが見て楽しい。
この写真の右手に小さな暖炉付きのニッチスペースがあります。

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広い部屋には気の利いた小さなニッチが付随しています。広い部屋と小さな部屋がお互いに補完し合っているような気がしてきます。広い部屋を使う知恵なのでしょうか。
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by satokazu_n | 2008-12-18 22:45 | たてもの見学
山手西洋館-1
管理建築士講習の申し込み手続きのあとちょこっと寄り道してきました。
くしくも山手西洋館の8館では、12月1日より25日まで「世界のクリスマス2008」と題して催し物やディスプレイなどが開催されています。普段と違って、息づかいをのある、いきいきとした洋館をみるチャンスです。よろしければ出かけてみてはいかがでしょう。くわしくはこちら(横浜緑の協会)まで。何回かに分けて今日撮ってきた写真をアップすることにします。

さて、まずは外交官の家

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食堂をみています。ある意味ありきたりの洋館の一室といった感じを受けるかもしれませんが、細かくみていくと徐々に各部分が持っている奥深さにハマってしまいます。窓装飾をとってみても、ドレープの生地やかたち、タッセルや窓枠、生じ枠の割り付けなどの細部とプロポーション、窓の構成、窓と部屋の関係、窓の外に見える景色とそれら全体との関係などなど、ひとつひとつに襞や段がついていて微妙な表情や感覚が読み取れて面白い。眼福というのでしょうか。

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枠やモールディング、素材や色の競演。仕事柄かこういうところを注意深くみてしまう。チェックしているんじゃないのですが、なんとなく建物を読んでいるような感覚で線やそのぶつかり具合をみて行きます。

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こういうもの一個一個に表情があっていい。

最近の建築やプロダクトデザインって眼に引っかからないような感じがして、少し寂しさを感じてしまいます。シンプルなのはいいのですが、線や面に含まれる情報そのものが減ってしまっているところに何かつまらない、眼が追っかけて行かない原因があるんじゃないかと思っています。

しかし、このような建物を設計したいと思うのですが・・・どうしたらいいんでしょうね。
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by satokazu_n | 2008-12-17 21:10 | たてもの見学
柔らかくつなぐ家
柔らかくつなぐ家の提出図面を公開します。ご覧下さいませ。

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左上の写真は玄関からリビングダイニングに入ったところの写真です。視線の先にはデッキテラスがあり、その先に庭が広がっています。左手にリビングとテレビが置かれ、正面にダイニングがあります。右手に対面式のキッチンがあります。このように左右にリビング、ダイニング、キッチンと配置されているので、それぞれに直接アクセスできることになります。天井には2階のスタディーコーナーに通じる吹抜けがあり、窓から光が落ちてきています。(右の写真を参照)左下の写真はデッキテラスからみた写真です。キッチンの奥に2階へ上がる階段があり、家族はここを経由して各個室に行くことになります。キッチンが門番のようになっているような感じですが、どこか一カ所ぎゅっと締めておくと、その奥はもっと親密な空間になる、という仕掛けでもあります。

実は模型の材料、素材はかなり吟味しています。家や建物(僕らは建築といってますが)って、間取りや平面、断面、といったカタチだけでなく「素材」によってつくられていると考えています。極端に言えば、全く同じ平面や断面やカタチであっても、素材をコントロールできれば全く違うものが出来るのです。それに、コンペという限られた情報の中で、「素材」というものは全く省みられないこともあり、それを見せたい、そこに魅力を感じてほしいと考えています。というわけで、かなり、こだわっています。はい。

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平面図です。写真とみくらべてどこから撮影しているかなんて考えると面白いかもしれません。

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断面ですが、この提案の中核をなす部分ともいえます。外部と内部にデッキテラスという中間領域を設けて、さらに高くしてバリアを強めています。ただし、外からみるとデッキテラスの際は盛り土され、直裁などがあることによってバリアは弱められ、連続と不連続が入り乱れるような様相をもくろんでいます。立面は特にあるかな、という程度です。個人的に立面に関心がありません。営業的には立面を頑張った方がいいのかな。

さて、いかがなものでしょうか。

この提案はクライアントとの面談までいったのですが、惜しくも・・・。
それからこの提案を引き継ぎながら2階リビング案をつくってます。時期をみて公開しましょうか。いいのかな?

宜しければご感想など賜りたく候。
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by satokazu_n | 2008-12-10 22:05 | WH447-柔らかくつなぐ家
安藤忠雄建築展[挑戦ー原点からー]
安藤忠雄建築展[挑戦ー原点からー]を今日やっとふたりで観に行きました。10月3日からやっていたというのに何やっているんだろうか。(本当に。ちなみに12月20日までやっています)平日昼間だからすいているかなぁ・・・と思っていたら案外大入りでした。ゆっくり観賞できる程度ではありますが。

噂の住吉の長屋ですが、図面や写真と違って実物のスケール感は具体的でいい。もちろん実物ではなくレプリカになるわけですが、それでも展示物自体がひとつの建築として成立しているような感覚を持ってそこにある。否応なく眼が反応してしまう。素材感だけでなく設計時の悩みがかいま見れるような気がしてなんだか生々しい。

ネタバレになるかもしれませんが、コンクリート打放しについて。コンクリート打放しとはいうものの実は型枠のパネルの跡をみているだけだ、という話があります。今回の展示は文字通り型枠自体が仕上げとなっていて、明らかにコンパネの表面が露出しているだけなのに、ぱっとみコンクリート打放しに見えてしまうところにまず驚いてしまった。

そのあとはセパ割りや空間のスケールや、光の入り方、使い勝手などなど、面白いですね。

他にもベネチアでのギャラリーへの改装のビディオで映っていた黒い型枠に興味を持ちました。芸術的な施工の仕方というか、普通の化粧コンクリート打放し仕上げの数倍の費用がかかるのじゃないかな・・・仕上がりも綺麗そうだし、コンクリートという石だな。

もう一回行こ。
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by satokazu_n | 2008-12-03 23:08 | 展覧会
提出案
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柔らかくつなぐ家2の結果ですが、見事に落選しました。さもありなん、といったところです。キッチンまわりの形状が想定していたものと違っていたのが大きな原因、かな、と考えています。敷地面積はともかく断面的に厳しい敷地(高さ方向に自由度が少ないという意味)でしたから、床に段差を発生させて遊ぶためには建てものを南側に寄せなければならず、そういった状況を許せるか、という点が分かれ道だったのだろうと思います。ま、価値観が合わなかったのでしょう。

というわけでしばらく更新もしていないので、手っ取り早く公開致します。
宜しければご意見、承りたく候。
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by satokazu_n | 2008-12-01 16:51 | WH448-柔らかくつなぐ家2