サトカズの片割れがつづる設計の日常
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観音院(鳥取県)の唐破風など
鳥取旅行の際にちらっと見て気に入ってしまったものを掲載します。

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観音院というお寺の建物なのですが、こちらの唐破風、懸魚、その下に飛んでいる梁の端部にある飾りの彫り物、象鼻、獅子頭などが素晴らしく、見とれてしまいました。
時代的にはかなり最近のもではないかと思うのですが、バランス良く、きれいにつくってあります。
ときおり存在を主張してなんぼという感覚からなのか、やたらと目について煩く感じるのですが、
こちらの彫り物は全体のなかに納まって上手にまとまっているなぁと感じました。
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きれいすぎといわれると多少うなづけるのですが、それでもずいぶん楽しめました。
唐草のつくり方が面白いのでついつい眺めてしまいます。
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こちらのお寺は実はお庭で有名なところなのですが、
あいにくの雨ということもあって・・・
(雨だからこそ見ろというご意見もあるでしょうが)
今度行ったらそちらもぜひ拝見させていただこうと思います。


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by satokazu_n | 2010-06-21 13:00 | たてもの見学
仁風閣(鳥取県・重要文化財)-3
引続き仁風閣です。一挙に公開してしまいましょう。

この建物の比較的ポピュラーな見せ場のひとつ、木造のらせん階段です。
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この階段の本来の目的は、2階への裏動線、つまりお付きの方や使用人のための動線なのですが、物珍しさや手の込んだ造り、造形的な美しさから主賓のための主階段よりも目立っています。(悪いことではないですが…)
おそらく、機能的な解決と外観上の意匠的な必要性から縦動線が塔状にならざるを得なくなって、しかもその塔は建物本体とのバランスから極端に細く、すっと立ち上がったようなプロポーションがほしかったのだと思う。そうすると普通の階段では平面的に納まりきれず、らせん階段になっちゃったのだろう。とはいっても設計者側の心理としては、やむなくという外観を装いながら木造のらせん階段なんていう、前代未聞のことができるわけで、願ったりかなったり・・・というのもあったのではないか。
ハラハラとしながらも、わくわくと大工の手を眺めている設計者の息遣いが伝わってくるよう。

ということで、ややわきに置かれ気味な主階段ですが、それはそれできちんとした仕事。

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階段下にはニッチ的な設え、ソファーやマントルピースなどが置かれていたのではないかと推測。大階段の下は案外重要な部分で、現代の設計でも四苦八苦するところ。建物引き渡し後に行ってみると物置になっているか、立ち入り禁止の看板とともにバリケードが築かれていたり・・・

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素晴らしい細工。

2階の見どころといえば貴賓室。皇太子がお目見えになられた際の貴賓室です。
何といっても家具が素晴らしい。漆だろうか。黒地にきれいな金蒔絵が施され、ロココ様式(ルイ15世様式)の椅子や長椅子とも相まって独特の雰囲気をつくり出している。

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こういうものが残されているとはとしばらく眺める。椅子の脚の感じが造形的に素晴らしい。

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こちらは食堂の家具。さきほどのらせん階段に近い位置。ピンク色の張り地など軽やかさを感じる。この家具も当時のものらしい。カーテンなど窓装飾もよい。

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このマントルピースは材料が凝っていて、しげしげと眺めてしまいました。よく知りませんが何やら蘊蓄があるらしい。
それはそうと上の写真をよく見るとなんだか変なところがありませんか?
床を見ると「畳」。そうこの部屋は畳敷きの和室なのです。窓にはしっかりとカーテンがありました。

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やっぱりらせん階段。
つわものどものゆめのあと。


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by satokazu_n | 2010-06-10 16:52 | たてもの見学
仁風閣(鳥取県・重要文化財)-2
それでは仁風閣のなかへ。
とにかく窓装飾や額縁、家具調度類の充実に驚くばかりでした。
この建物を大切にしている気持ちが伝わってくるようです。

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エントランス上部の照明と、柱頭の装飾。

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1階展示室、お庭に面した大きな窓のカーテンまわり。しっかりと設えられている。何事かただ者ではない雰囲気に気づき緊張。展示物以外は撮影可とのことだったのですが、恐々とシャッターを切っています。

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同じ窓のカーテンボックスと照明。これらの大部分は保存されていたものを使用している様子。

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マントルピースと大きな鏡。お約束の組み合わせである。これにキャンドルと時計、または東洋磁器などが飾ってあればパーフェクト。そんな情景が容易に想像できる。

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装飾の詳細。

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トイレの前のブラケット照明。さりげなくでもしっかりとデザインされている。


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by satokazu_n | 2010-06-03 16:43 | たてもの見学