サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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スペイン・リアリズムの密度 磯江毅展
だいぶ間が空いてしまいました。
忙しくはしていてもあいた時間を利用して展覧会などに足を運んでおりました。
その中からいくつかを紹介したいと思います。

まずは平塚市美術館でみた「スペイン・リアリズムの密度 磯江毅展」

詳細はこちらを参照
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2010205.htm

写実的な表現。透明感のある画面に並べられたモチーフが宗教的な雰囲気を醸している。
いっけんするとそんなかんじなのですが、よくみるとその透明感ゆえに別のものがじんわりとみえてくる。そんな奥行きのある体験が面白かった。

写実的な絵というのは、ともすると「わぁ写真みたい。じょうず―」などという感想で終わってしまいがちなのだが、その透明さゆえに浮かび上がるものもある。

たとえば画面の汚れ。よくみると画面にシミがついている。10センチくらいの丸い輪のようなシミ。まるっきり気がつかなかった自分に驚くのだが、コーヒーを飲んだ後テーブルに残るしみのようにも見えるし、天使の光輪にも見えるといえば見える。普通、どのようなものであれ画面の上に存在する以上は、作者の意図、として理解するほかない。ではそれはなんなのか。透明な、写真のような絵の上にさらに透明な何かがあるようなきがしてきてしまう。

そんな磯江毅さんの絵をみているうちにだん深みにはまり2回3回と見直す羽目になった。

絵のタイトルカードにちょっとしたエピソードが書き込まれていて、たとえばモデルに使っていたブロッコリーが途中で食べられてしまい急きょ似た感じのブロッコリーを見つけて描いた、とか。大したことではないけれど、そんな一文から絵の世界にすっとはいっけいける。キュレーションの妙といっていいと思う。それに観覧料がとってもお安い(200円)ので助かりました。無料で遊園地に行ったような気分。

高橋由一の「鮭」のパロディーと晩年の闘病中の自画像と絶筆が一つのコーナーに納まっているのをみて、不思議な感覚を持った。磯江毅さんの人柄とみるべきか、人生の面白さとみるか。


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by satokazu_n | 2010-10-09 12:22 | 展覧会
東京造形大学附属横山記念マンズー美術館
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いつからそこにある?

と問うてみたくなる建物ですが、1994年に開館した東京造形大学附属横山記念マンズー美術館です。洋館や近代建築というカテゴリーにも入りませんが、それらにも勝るとも劣らぬ古さ。中世の城のよう。横浜線相原駅からスクールバスで5分程度、東京造形大学キャンパス内にこの美術館はあります。緑の濃い山懐にひっそりと建っているという印象。

外壁はわずかに内側に傾けられ、そのため石の塊のような印象を造っています。外壁の上端、エントランスのメダリオンの下あたりにわずかな段差があるせいで、何かフタのようなものをかぶせているような印象をもつ。巨大な石の鍋とフタ。

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外壁の仕上げ材というよりも礎石造を思わせる石。御影石(?)の小叩きだろうか。

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縦に引き伸ばされ、深くえぐられたたエントランスポーチ。
見返すとアーチとガラスのシリンダー(磯崎新さん設計)がみえる。

内部も重厚な雰囲気。素材感のあるざらざらした仕上げの壁と細かなアップダウンなどで触感の楽しめる内観でした。
エントランス入って正面の小部屋には背の高い彫刻作品が展示してあり、上からは和紙を通したトップライトの光がこぼれてきています。和紙は滴をたらして出来た丸い斑の入ったものの様子。二つある展示室の壁にはそれぞれ一つづつスリット状の開口部があり、ここから入る光が緊張感を与えているようでした。白井ファンならあのスリットね、というのかも。

色のある空間を相手に作品展示は大変そうなきもするのですが、小旅行というような気分さえするところまで来たからには、ある程度こってりしたものの方が来た甲斐があるというものです。

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詳細については東京造形大学HP内(下記アドレス)に説明と内観の写真があります。
http://www.zokei.ac.jp/zlibrary/museum.html

ジャコモマンズ―の彫刻もはじめて(だと思う)みました。
力強い造形に気をひかれたので、少し調べてみようと思います。
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by satokazu_n | 2010-08-12 11:14 | たてもの見学
近況とネタ不足のいいわけ
暑さと雨が交互にやってくるなんとも鬱陶しいこのごろですが、いかがおすごしでしょうか。

最近、あちこち出かけることが多かったのですが、ブログに乗せるほどの建物にも出会えず、週一度を目標にしていた更新もままなりません。というわけで7月の近況などご報告。

まずは、とある事務所の防音工事着手の立会い。といってもその日のうちに大半が片付いてしまうような小規模な工事。監督さん、大工さんの横で「あーだ、こーだ」と口を出す。一部手が入らないところもあり、現場で言わないとわからないだろうと思っていたのですが、来てよかった。無事終了。

それから近所の建築家のお宅にお邪魔。あれこれ話をしているうちに遅くなってしまい。夕飯までご馳走になってしまう。もうちょっと、もうちょっとと思っていたのだが、かなり迷惑かけちゃったなと反省。ご馳走様でした。お返ししようと心に誓う。それはともかくいい話なので時期を見て進めたい。

講師の仕事。授業を終えて生徒さんと懇談会。こういう機会はこれまで少なかったので、いそいそと出かける。みんな。目玉そのものになれ!。ふと気付くと結構飲んでいて危うい感じ。意を決して電車に乗る。話をしていたおかげで何とかなりました。無事帰宅。

課題添削。もうちょっと頑張ってほしいものだなと・・・。やや甘やかしてしまった感あり。ご覚悟。ご覚悟。そうかと思えば雨の中、あちらこちら駆ける。打合せ、撮影、調べもの。何やらジタバタしております。何かいい建物が見たいものです。

今週に入り、旧多摩聖蹟記念館へのアクセス急増。田中光顕も同様なり。何だろうと思っていたらさっき理由がわかった。NHK「龍馬伝」(再放送)の最後にこの建物が映ってた。森の中にひっそりと、本当に人目をはばかるように建っている建物なので、このアクセス増は何なのかと思っていました。ちなみにこの建物を車で見に来るときは駐車場に注意しましょう。駐車場は午後4時半閉鎖されます。入れないのはいいのですが、出れなくなるとさあ大変。

では




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by satokazu_n | 2010-07-10 14:41 | 今日このごろ
薬師池公園(町田市)―旧荻野家住宅
先月のことになりますが、町田市にある薬師池公園に行ってきました。
花菖蒲をみにいったのですが、期せずしていい建物を見ることができました。

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江戸時代末期に町田市内に建てられた建物とのこと。お医者さんの家だったらしい。

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驚いたのは窓から見える風景がとてもきれいに見えたこと。
ガラスのない開口部の美しさや、開口部まわりの暗がり、引き絞られた風景など、
こうした光景はなかなか見ることができない。





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by satokazu_n | 2010-07-02 13:45 | たてもの見学
鴫立庵(しぎたつあん、大磯町)
神奈川県大磯町の名所旧跡の一つ、鴫立庵です。
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閉館時間が過ぎていて中を見ることができず、外観のみ。江戸時代の初期(1664年)に小田原の崇雪の建てた庵で、現在は日本三大俳諧道場の一つと言われているようす。

 こころなき 身にもあわれは しられけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ

という歌を鎌倉時代の歌人・西行が詠んだ地として有名。
また湘南という地名発祥の地との石碑もあり。

それはそうとして、外観を見ていてふと気付くのは「窓」と「壁」がみえないこと。
見えるのは茅葺の屋根と門、塀くらいなもので、しかもそれらはかなり小さい。
普通窓のない外観というものは威圧的な、幾分ネガティブな印象になるのだけれど、
こういった建物にはあまりそれを感じない。
もちろんそういう設計をしたのだろうけれども。

それから門の屋根瓦をのぞいてほぼすべて植物性の材料でつくられている。
なおかつ周囲の青々とした葉を茂られている木々でさえこの建物の材料と同じようなもの。
視界全体が「植物」という素材で覆い尽くされているといってもよい。
こうなると逆に別の素材を使ってみたくなるのが心情というもの。
この手のものは近景と遠景がまるで違う印象を与えるよう微妙な操作があるもの。

入れなかったせいか妙に疑い深くしげしげと眺める。

とはいえ、素材の混乱をどう解消するか、というのは現代的な悩み。
すくなくとも見え掛かりを何とかする必要はあるのだろうな。

今度来るときは中も拝見させていただきましょう。

開庵時間:9:00~16:00
休庵日 :年末年始
入場料 :大人100円 子供50円


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by satokazu_n | 2010-05-20 11:45 | たてもの見学
旧島崎藤村住宅―静の草屋
神奈川県大磯町にある島崎藤村が晩年を過ごし、終の棲家となった住宅を見てきました。
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平屋の小さな建物です。説明は下記を参照。ちょっと楽を致します。

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外観に見える塀の向こうに藤村が非常に気に入っていたという書斎があります。

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四畳半に床の間かついた小さな部屋です。(左手に床の間)
南側にひらけた障子の向こう(撮影位置の背面)には、これまた小さいけれどもきれいな庭が広がっていて、とても心地良さそう。藤村が気に入っていた木や草、石などに囲まれています。
塗り残しの窓(下地窓)が横長にとってあって、水平に視線が広がるのがいい感じ。

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下地窓から書斎をのぞいています。
四畳半といってもきちんと設えられているのでとても広く感じる。
建具の高さが1800を基本としているので、
今の住宅と違って小さなスケール感が強調されて見える。
ミニチュアの家を見ているような気分。
個人的にはこちらのほうが馴染みはいい。

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書斎から見える石と苔。
石は海岸の砂に洗われて小さな穴がいくつもあいています。一つの穴に一つの世界。

よく手入れされたお庭で気持ちよかったです。

こちらの住宅は係りの方のお話も面白いです。
またまた閉館時間ぎりぎり。というかすぎてた感じ。
よいものを拝見いたしました。


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by satokazu_n | 2010-05-13 11:42 | たてもの見学
藤沢市秋葉台文化体育館をみる ― 内観
藤沢市秋葉台文化体育館の内観写真です。

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階段を上がり、低く抑えられたエントランスホール。そこから体育館の大空間へ至るドラマチックな構成。

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この日はマーチンぐバンドの大会が開催されていました。
左右2本のキールトラスの上のトップライトや客席奥の窓が閉じられて、自然光が入ってこないようになってしまっているのがなんとも考えさせられてしまった。

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こういう細かい部分がきれいに納められていて見れば見るほど楽しい建築です。

以前来たときは小体育館の横にあるレストランでお茶した記憶があるのですが、今もやっているのだろうか。こちらもいい空間だったような。また来よう。


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by satokazu_n | 2009-12-30 11:33 | たてもの見学
藤沢市秋葉台文化体育館をみる ― 築25年でもきれいな外観
休日を利用して藤沢市にある秋葉台文化体育館に行ってきました。

設計 槇文彦+槇総合計画事務所
竣工 1984年
構造 S造、SRC造、RC造 地上3階地下1階

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いつ行ったか思い出せないのですが、一度だけ見に来た記憶があります。
そのとき周りには何もなくて、ずいぶん遠くから見えたような気がするのですが、いまではすぐ横を通る幹線道路沿いに郊外型のレストランや店舗が並んでいる。いずれびっしりと宅地化していしまうのだろうか。

外観を見ると築24年はたつのに随分きれい。銀色のステンレスシーム溶接の屋根が古さを感じさせないのかもしれない。さすがに雨がかりコンクリートの肌は黒ずんでしまっているのですが、ほかはそうでもない感じ。もちろん維持管理がなされてきているのでしょうけれども、やっぱりそれだけではないような気がします。

ボリュームデザインはややガンダムっぽいものの、デザインの風化は避けられていると思う。何か色っぽささえ感じてしまう。大小のホールの軸が斜めに交差して、柔らかさや動きのある外観をつくりだしていることや、ボリュームのバランス、組み合わせも効いているような。

しかしまぁなんとビューポイントの多い建物か。


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by satokazu_n | 2009-12-24 14:09 | たてもの見学
神房町界隈
最近、NHKのドラマ「坂の上の雲」をよく見ていることもあってか、神田、神保町、本郷あたりに関心を持っている。歴史上の有名人がふらふらと歩きまわり、のたうちまわっていた舞台を歩いてみると、具体的な距離感と地形が伝わってきて面白い。

たとえば非常に趣のある山の上ホテル。いまでは高い建物の陰にひっそりと建っているのですが、この位置は少し南側を東西に走る靖国通りと比べてやっぱり高い位置にある。しかもぐぐっとせり上がるような位置になっていることが、歩いてみるとわかる。

それから靖国通りが山裾を迂回するようにカーブしているのも歩くとよくわかる。

神房町は周囲に比べて一段低い位置にあるので、廻りから降りてくるものが滞留しているような雰囲気があって面白い。このような古本屋街が形成されたのは、明治期以降のことで、大学が出来て学生が集まるようになってからの様子。喫茶店が多いのもうなづける。

先日はあちこちさまよった挙句、「キッチン南海」という学生のころによく通った定食屋のような食堂に入った。案の定、学生と思しき男子がぎゅうぎゅう詰めの店内。素晴らしいボリュームのご飯と揚げもの。それから生姜焼き。食べれるかなと思ったが何とか完食。ご馳走さまでした。

この日は所用のため早めに切り上げたので、今度は学士会館から本郷、根岸あたりまで歩いてみたい。その次は神保町から日本橋、東海道を銀座。新橋へ。
官庁集中計画を想いながら日比谷、霞が関、永田町。
東京は小さくて深い。


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by satokazu_n | 2009-12-23 10:36 | 今日このごろ
カザルスホール ― 再び訪れる
先週、またカザルスホールに行ってきました。
前回見てみてかなり印象がよかったので、今回は相方も一緒。

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ある曲の最後の方でキラキラという金属音が聞こえてきた。
パイプオルガンの音とは思えずきょろきょろとあたりを見回すと、パイプの並んでいる中央すぐ両脇、上の方にある星型の飾りが回転しているではないか!非常に驚く。
以後、他にも隠し玉がないかドキドキしながら演奏を聴くことになってしまった。
たわいもないことかもしれないのですが・・・すごくいいものを見た気分。

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コンサートホール内の壁。水平の縞模様。

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今回はチェンバロも入って3人での演奏。
またいってみよ。


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by satokazu_n | 2009-12-22 12:26 | たてもの見学