サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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カザルスホール ― お茶の水スクエア外観など
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すごいすごいと感心しているうちに演奏は終わり、ホール内部をなめるように鑑賞した後、ホワイエに戻る。演奏のことやお互いの近況、これからどこへ行こうかなどなど話が尽きないのか、なかなか人は引かない。

長い余韻に心地よさの漂うホワイエをあとにして外観を見に外へ

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Wikipediaによれば
1987年(昭和62年)12月8日に、日本初の室内楽専用ホールとして、カザルスホールが開設された。ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計による旧主婦の友社ビル(1925年(大正14年)竣工)のファサードを残して復元しつつ、高層部を付加したデザイン
とのこと。GRCの装飾などをみるとややハリボテ感が否めないような気がするのだが、当時はこれが限界だったのかもしれない。保存しようとしたが無理ということで復元という手法に相成ったという不確かな記憶がある。この日見た限りでは、この建物自体は時代とともに押し流されても、カザルスホールは残すべきではないかという気持ちがのこった。国内初の室内楽専用ホールという意味があるだけでなく、意匠的なクォリティーや、パイプオルガンを含めた楽器いとしても、まだまだ価値や存在感があると思う。
そのために自分がなにを負担できるかと問われるとわずかな方法しかないのだが(適切な納税のほか、また入場料を払ってコンサートを聴きに行くとか・・・)、とにかく保存をお願いする旨、意思表明をしたい。
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現在はどうか知らないものの、以前はこの建物の大きな吹き抜けのエントランスホールで東京近郊にある大学の建築学科卒業設計展がおこなわれていた。懐かしいところ。

坂道に対するファサードのリアクションを見ていくと面白い。最近、装飾のある建物というのは目によくなじんで気持ちいいと感じるようになった。逆に、つるっとした面や、装飾のない面というのが、見る側に対する配慮のなさ、言わば疎外感を感じてしまう。やはり加齢現象?



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by satokazu_n | 2009-11-28 11:33 | たてもの見学
カザルスホール ― パイプオルガンと天井などの詳細写真
カザルスホールに1997年に設置されたパイプオルガンです。
建物竣工当時はなかったので、建築雑誌等にはこのパイプオルガンの姿は載っていないはず。
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今回カザルスホールに行ったそもそもの理由は、ここにあるパイプオルガンの演奏を、音を聞きたかったからです。普通の楽器は持って歩けるのですが、パイプオルガンはそうはいかない。ホール全体が楽器の一部といってもいいくらい。もしこのホールが今後使われない状態になるとすれば、このパイプオルガンも聞く機会がないということになります。それはあまりにも惜しい。シャープなコーニス、優美で力強い唐草模様、白木のような仕上げ。ちょっと和を感じさせてくれるのは気のせいか?

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小さなオルガンもあってこちらの演奏も聞くことができました。嬉しい!オルガンの音色は他の楽器と決定的に異なる点があって、それは「息継ぎがない」ということ。管楽器には当然息継ぎがあって音が途切れるのだけれど、オルガンは途切れない。弦楽器でも、音が自然に減衰したり、弓の長さによって音が途切れるのですが、オルガンはそれがない。同じような楽器は日本の笙やバグパイプのようなものがあるのですが、ほかには電子楽器くらいかな。それゆえなにか不思議な感じがします。

作者はドイツのユルゲン・アーレント。パイプオルガン製作の巨匠といえる方とのこと。そういう意味で文化財級のものらしい。

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ホールの天井です。プロジェクト段階ではもっと不定形な(ハイパボリックパラポロイドっていわなかったっけ?)かたちと思ったのですが、結局現実的な着地をした模様。でも、コーナーを丸くして(ラウンドさせて)境界を消してしまうのはホワイエと一貫した考え方といえます。おかげで野外劇場のような感じがします。

天井から下がるシャンデリアは大人気の様子。演目が終わったあと大勢の人がシャッターを切っていました。
確かにきれい。

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後で知ったのですが、カザルスホールのホームページによると、晩年の宮澤賢治が熱病にかかり寝込んだのが丁度この舞台のあたり、とのこと。同郷の偉人此処に伏す。


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by satokazu_n | 2009-11-27 19:21 | たてもの見学
カザルスホール―ホール内観写真を大きめ5点
カザルスホールのホール内部の全景です。
ホワイエの階段を上って桟敷席から撮影。

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ホールはシューボックス型と言われる長方形の平面をしています。
ステージ奥にはパイプオルガンが鎮座し、1階の客席を挟むように桟敷席が並んでいます。
桟敷席の下の壁面にカーテンのようなものが見えるのですが、
これは本物のカーテンではなくコンクリートでつくられています。
近くによって撮影。

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カーテンのひだに浮かぶ水平の縞模様をみて、ひょっとしてトラバーチンを彫刻したのかな、と思ってしまったのですが、カザルスホールのホームページの解説によるとコンクリートをつかったトラスウォール工法の造形とのこと。デコボコした表面が音響上有利に働くようです。

それからあとでわかったのですが、壁面などに使われているトラバーチンも音響的に効果のある材料のようです。この石にはところどころに水の抜けた穴や隙間があって、この石独特の表情をつくりだしているのですが、見た目だけでなく音響的にもどうもいいらしい。ローマ近郊で取れる石ということもあるし、古くから音楽と何か浅からぬ関係があるのかもしれない。これだけ思い切り使うのも、単なる趣味というわけでなないでしょう。ねぇ。

もうちょっと詳しく調べてみるつもりです。


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by satokazu_n | 2009-11-26 10:00 | たてもの見学
カザルスホール2
カザルスホールのホワイエ(待合室かな)です。
低く水平に伸びるトラバーチン(大理石の一種)の壁面や床面。
そこから床と同じ素材のボリューム(下の写真左手の塊のこと)が浮かび上がる単純な構成。
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白い壁面とトラバーチンが歯切れのよい地と図の関係を作り出している。そのせいか壁で囲まれているという感覚は飛んでしまい、どこか空の下にいるような気分になる。
金属でできた2本の太いシャフトがその空にそそり立ちこちらを見下ろしている。
空間の重心は低く抑えられている。
通奏低音のようなトラバーチン。石切り場にいるような気分。

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両側の2つの階段が期待感を盛り上げている。
部屋のコーナー部分に控えめに添えられたコーニスの装飾がお茶の水スクエアーとの関係を感じさせてくれる。

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見えげると大きな二つのトップライトがあるのだが、高い位置にあるため視界には入らない。
柔らかい光だけが上から降ってくる。やはりどこか得体のしれない感じがする。
装飾らしい装飾はほとんどない。ミニマルなデザイン、控えめな表現であるものの、素材や構成、配置などによって強烈な存在感がつくりだされている。すごい密度。
何かを指示しているような気はするのだが・・・下敷きはなんだろうかと思う。

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というわけでホール内部はまた明日。



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by satokazu_n | 2009-11-25 12:37 | たてもの見学
カザルスホール1
先週、お茶の水にあるカザルスホールに行ってきました。

こちらのホールは日大キャンパスの再開発計画のため来年3月で閉鎖の予定とのこと。閉鎖になる前に是非とも見ておきたい。ユルゲン・アーレントのパイプオルガンを聞いておきたい。・・・と思いながら案の定、この年の瀬になってしまった。
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急げ急げと息せき切って走っていくとすでに列が出来ていました。早速並ぶのですが、その後も列は伸びていく。ずいぶん人気の様子。

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エントランスを入ると浅い交差ボールトの導入。欄間に鏡がはめてあり、無限に続くかのような緊張感のある水平の連続。雁行しながらそこをぬけると大きなホワイエ。

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・・・さすが。


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by satokazu_n | 2009-11-24 16:32 | たてもの見学
イチョウの紅葉と落ち葉拾い
紅葉の季節だからというわけではありませんが、外出の多い一週間でした。
降ったり晴れたりと忙しい一週間でもありました。
というわけで、スナップショット。
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近所の住宅街に植えられた銀杏並木です。
この時期になると黄金色に色づくこの道を走るのが楽しみです。
本当に鮮やかな色がうれしい。
日も短くなってきたことでもあり光がありがたく感じられるこのごろ。
落ち葉が大変だと思うのですが、感謝!

相方の話によると、紅葉を楽しむのは世界的には珍しいことらしい。
こんなに鮮やかにに色づくことがないようです。
ヨーロッパなどでは緯度が高いため、この時期は日が短く、
眺めるという余裕がないとか。真偽のほど如何に。
ちょっとググってみましょうか。
それよりどこかに行きたい気分。


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by satokazu_n | 2009-11-22 13:47 | 今日このごろ
2.5間x2.5間の家 もうひとつ掲載
小さな家のいいところはちょっとしたアイディアでパッと変わるところです。
続きというわけではないですが、掲載。

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ちょっと線が細くて見にくいかもしれませんが、ご容赦ください。
きちんとプレゼンしたいと思います。

なんでこういう小さな家にこだわっているのかといえば、以前の投稿のとおり、「家よりも優先したいものがある」という友人の一言。本来なら反論すべきところですが、相手が相手だけにうなずいてしまった。うなづきついでによく考えると、たしかに家を買わずに超高級車を買うというのも面白いし、旅行に行ってリゾートホテルで長期間遊び呆けるというのもよさそうですよね。そのほうが人生の糧にもなるような気がするし、確実に豊かな感じがします。

そんなこんなで「住宅」という商品も家電製品や自動車、旅行、教育、なんていう商品と横並びになって、それぞれのシェアを伸ばそうとガチガチと争っている風景がちょっと見えてしまいました。それなら今の建売住宅よりもっともっと安くして、自動車並みの価格にできたらどうだろうかと考えたわけです。

おそらく相当ボリュームダウンをしなければ行けないし、オリジナリティーも必要だろう。そのうえ単価が安い。そんな状況をハウスメーカーは受け入れられるのだろうか。・・・等々。

実は他にも長期優良住宅という考え方への疑問もあるのですが、それはまたいつか。


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by satokazu_n | 2009-11-19 13:25 | 今日このごろ
2.5間x2.5間の家掲載。平面のみですが。
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いま夜の10時。NHK総合で放送中の世界遺産への招待状という番組。
時計好きにはたまらない。
ハルディマンのセンタートゥールビヨンをじっくり堪能したい。

では


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by satokazu_n | 2009-11-16 22:07 | 今日このごろ
割り切った住まい2525の家
先週ある建築系サイトの質問コーナーで、少ない予算でも建築家に依頼することができるかという質問に回答をしました。予算ベースで規模と仕様を決定できるのなら可能、というかなり一般的な回答で、なんとなく肩すかしを食わせてしまったような気がしています。申し訳ない。

本心を言えば、以前検討していた2.5間四方の家がちょうどその質問への回答にぴったりのような気がして、そのことを書きたかったのかもしれません。というわけでちょっとだけでも公開したかったのですが、今から川崎市役所によんどころない事情で行かなければならず、帰ってから掲載したいと思います。

その住宅を設計したのは友人との会話の中で、「家に数千万円もかけるなら毎年家族で海外旅行したいよね」という一言から始まりました。ちょっと高級な車と同じ金額で(1千万円程度)で出来ないかなということになり、その場でちょこちょことやっているうちにワーゲンビートルのような家ができたというわけです。

実現を目的にしていたわけでもないし、コンペ作品ということでもないので、お蔵入りしてたのですが、ちょうどいいので公開したいと思います。

しばしお待ちを。


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by satokazu_n | 2009-11-16 12:29 | 今日このごろ
「事業仕分け」とは「行政代執行」のようなものかな?
先ほど出先から戻ってちょっと一休みのついでにキーボードを叩く。

国の予算というのは一つの街のようなものなのかもしれない。
一定の秩序によって細かく細分化された予算の上に事業という建物が立ち並んでいる。盛んに利用されにぎわう建物やさびれた建物、小さすぎる建物や大きすぎる建物。でも共通するのはそれぞれに管理する人がいて、それぞれに必要性を持っている(かのように見える)。だれだって一度手に入れた場所から離れたくはない。新しい建物を建てるときは既存市街地に手を突っ込んでごたごたするよりも、よその土地を借りて事業を起こした方が手っ取り早い。土地が自然に広がっていけばいいのだけれど、そうはいかないとなれば、よその土地を借りるしかない、というわけで、近年拡大の一途をたどってきたのだけれど、いかんせん借地の地代が気になり始めた。どこぞの町でも見られるドーナツ化現象のようなものもあるのだろう。ここいら辺でお掃除しませんか、というのが「事業仕分け」ということか。

でもやっぱり当然抵抗するよね。気持ちはよくわかる。スプロールの拡大も止めようがないような気もする。市街地再開発事業の権利変換方式ような妙な仕組みがこれから出てくるのだろうな、という予感もしてくる。楽しみなような、恐ろしいような。

車の運転をしていると、街が「制度」とか「法律」とか「行政」というものとイメージがダブってくるのは変?


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by satokazu_n | 2009-11-12 18:17 | 今日このごろ