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サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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ユニットバスの裏の通気について
木造住宅の各部の断熱材とその設置方法、気密性に関して調べているうちに
ユニットバスの裏側、つまり基礎とユニットバスの間の隙間部分の通気について
疑問をもった。

ユニットバスの裏の通気について_d0138618_15304839.jpg


土台と基礎の間にねこ土台を設置して床下を外気と一体にした場合でも、
ユニットバス周囲だけは基礎と土台を密着させて室内の気密を確保するのですが、
その場合、ユニットバス裏の隙間の空気は密閉されたままになってしまう。
ユニットバスの性能上水密性は問題ないのでしょうけれども、
多少は湿気が回りこむのではないか?、結露は?・・・と考えた。

いっそのことユニットバスの区画も他の床下と同様に外気に通じさせてしまえばよいのでは・・・
と考えてみたものの、そうなるとユニットバス自体の断熱が問題になる。気密も取りづらい。

あれこれと考えたあげく、結局現状に戻す。
浴室の換気線で24時間換気をすることで基本的には常時負圧になっていること。
室内の空気とつなげて循環させることで、不健康な滞留はさけられること。
壁の断熱材は耳付きのグラスウールで気密性や防湿性が確保されていること。
などから大丈夫そうだなということで踏ん切りをつける。

浴室の基礎部分に雑菌の繁殖を抑える抗菌剤を塗布するなどの工夫は有効かもしれない。
(加筆:考えてみたらふつうに防腐防蟻材を塗っているから心配なさそうではあるが、)
(・・・いろいろ考えると密閉したまんまということになりそう。もとのモクアミか)

断熱材は日進月歩。
日々要チェックと悟る。


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by satokazu_n | 2009-10-08 12:47 | 今日このごろ
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