タグ
今日この頃(124)
コンペ案(67) たてもの見学(53) 洋館(28) 模型(26) お仕事(25) はなうた(14) 間取り(14) 展覧会(13) お問合せ(7) セミナー(3) 建築技術(3) 明日の住宅(2) カテゴリ
今日このごろ展覧会 たてもの見学 インテリアプランニング 建築法規 家づくりのまえに コンペ雑感 HC248-高窓と中庭のある住まい HC241-彩のある住まい 模型 P1グランプリ WH454-海と山を望む家 WH452-見晴し台の家 WH448-柔らかくつなぐ家2 WH447-柔らかくつなぐ家 HC219-ふたつの庭 HC218-杜と水のホール WH431-見晴し台 HC207-二世帯住宅 WH422-T-house HC204-よりそう家 HC203-素のすまい HC202-自然と会話する家 以前の記事
2011年 02月2010年 10月 2010年 08月 more... その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
建築というよりも不動産のお話なのですが、「残地」ってご存知ですか?
「残地」というのは、登記されている地籍測量図の土地の面積に関する言葉です。Aの土地の面積を計算するときに、Aを含む全体の面積から分筆したB~Fの面積を引いて計算したりします。Aの寸法がわからなくても全体の形状とB~Fの形状がわかれば、Aの面積は計算できます。このときのAのような土地を(通称だと思いますが)「残地」と呼んでいます。 特に問題がないようにも思えるのですが、よくよく考えると、全体の区画面積の誤差が残地であるAに集中してしまうことがわかります。 全体で登記簿上は600m2、実際は誤差1%があるとしましょう。B~Fは正確に100m2あるとします。そうするとAの面積は計算上は100m2だったとしても、実際はプラスマイナス6m2、94m2~106m2ということになります。全体では1%の誤差が残地に集中して6%の誤差になってしまいます。けっこう大きな数字ですよね。 最近では国土調査が進んでいるのとGPSを使った測量の発達によってだいぶ更正が進んでいると思うので、そういうことも少ないとは思うのですが、地籍測量図を見るときはそういうことにも注意しています。 余談 昔は土地にかかる税金を少なくするために、土地の面積を実際よりも小さく測量して登記することが多かったと聞いています。土地を測る縄をぐっと伸ばすと実際よりも少ない寸法になることから、そういう誤差を「縄伸び」といっています。生活の知恵ですね(笑)。 1反とか1町歩の土地を測ったら多少の誤差があるのは昔だから仕方がないのでしょうけれども、その土地が最近の宅地化で細かく切り売りされるようになって、誤差が残地に集中し、登記簿上は小さいのに、実際は妙に広いなんていうことも・・・ これも時代の流れでしょうか。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら
by satokazu_n
| 2009-10-29 12:16
| 家づくりのまえに
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||