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緑があると普通の家までが住みやすそうに見えるので不思議。 (なんの意図もなく撮った写真です。少々プライバシーの点で掲載をためらう気もありますが、思い切って載せちゃいます) 建築という分野には最小限住宅という論点があって、茶室に始まる意匠論だったり、住宅政策などの計画学だったり、小さいものほど価値があるという価値観などもあったりして、この最小限住宅は設計界に根強い人気がある。 茶室を除いたとしても、立原道造氏の週末住宅(戦前のお話)や増沢旬氏の最小限住宅(9坪ハウスの原型)だったり、鈴木成文氏の51-c型や黒川紀彰氏のカプセルハウス、最近では小泉誠氏の9坪ハウス、伊礼智氏の9坪の家などなど、文字どおり枚挙にいとまがない。なんとなく思いつくままに書いたのだけれど、やっぱりずいぶんあるな。吉村順三さんも戦後すぐに小さいのいくつかしていたようだし、池辺陽さんも最小限住宅をしている。趣向は違うけれども吉田五十八氏も自邸でやっていたと思った。 こんなに事例があるのも、日本では戦前から戦中にかけて経済統制令のため、家の大きさが制限されていて、戦後の物資の不足なども相まって大きなものは難しかった、という事情がある。事情は事情としても、条件が厳しいと設計者の工夫も生きてくるというもので、小さな空間を余すことなく使いきることで、密度はグンと高まり、ひとつのジャンルとして確立するまでの価値をもってしまうのだろうと思う。 そうそう、かのル・コルビュジエのカップマルタンの休暇小屋などつとに有名で、戦後の最小限住宅の熱を盛り上げたものもある。先日、六本木ヒルズ美術館での展覧会でも一部屋をそのまま再現していて、中に入るための長い行列ができていました。 あ、ちょっと文字数多すぎた。じゃ、また。 今日は六本木であるコンペの現調会へいきます。
by satokazu_n
| 2008-06-08 08:48
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