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サトカズの片割れがつづる設計の日常
by satokazu_n
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懐かしいTEPIA
懐かしいTEPIA_d0138618_9243726.jpg

外苑前にあるTEPIAの外観です。TEPIAという建物は、単純にいうと財団法人/機械産業記念事業財団というところが運営している展示ホールや会議室などからなる複合的な施設、といえばよいかもしれません。斬新な、かたち。
金属とガラスで出来ていて、塊というよりは紙のように薄い板が構成されています。四角い箱が内側からの圧力で破裂したようなエネルギッシュな感じがしませんか。そのあたりにつくった当時の「機械産業」のイメージがあったのでしょう。古く感じないのはそのイメージが現在でも通用しているということなかもしれませんね。

懐かしいTEPIA_d0138618_921371.jpg1階のホールです。突き当たりに工業用ロボットが展示ブースになっているのですが、いまひとつ場所を活かしきれていない。その外に水盤と絵になる階段があって非常に美しいフォーカルポイントなんだけれども、それに気づかないかなぁ。無骨な工業用ロボットもエレガントに見えたのになぁ、などと思いながらシャッターを押してます。

懐かしいTEPIA_d0138618_9383161.jpg話しはもとに戻りますが、最近の工業製品ってこんなに尖ったイメージではなく、もっと丸くて柔らかい感じ、最先端ではなく一歩二歩人間側に近づいた感じなのかもしれませんね。技術をアピールするのではなくインターフェースの練度が必要ということなのでしょうか。

でもね、このスカッ!とした感じは非常に魅力的。
・・・でしょ。



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by satokazu_n | 2009-03-24 09:31 | たてもの見学
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