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今日は久しぶりにゆっくりすることができた。
どこか行こうということになり二子玉川にある静嘉堂文庫美術館に行ってきました。 ちょいとあっさりめですが、とりあえず更新。 ![]() ![]() 庭園の梅が見ごろを迎えていました。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2011-02-28 00:15
| たてもの見学
引続き仁風閣です。一挙に公開してしまいましょう。
この建物の比較的ポピュラーな見せ場のひとつ、木造のらせん階段です。 ![]() ![]() この階段の本来の目的は、2階への裏動線、つまりお付きの方や使用人のための動線なのですが、物珍しさや手の込んだ造り、造形的な美しさから主賓のための主階段よりも目立っています。(悪いことではないですが…) おそらく、機能的な解決と外観上の意匠的な必要性から縦動線が塔状にならざるを得なくなって、しかもその塔は建物本体とのバランスから極端に細く、すっと立ち上がったようなプロポーションがほしかったのだと思う。そうすると普通の階段では平面的に納まりきれず、らせん階段になっちゃったのだろう。とはいっても設計者側の心理としては、やむなくという外観を装いながら木造のらせん階段なんていう、前代未聞のことができるわけで、願ったりかなったり・・・というのもあったのではないか。 ハラハラとしながらも、わくわくと大工の手を眺めている設計者の息遣いが伝わってくるよう。 ということで、ややわきに置かれ気味な主階段ですが、それはそれできちんとした仕事。 ![]() 階段下にはニッチ的な設え、ソファーやマントルピースなどが置かれていたのではないかと推測。大階段の下は案外重要な部分で、現代の設計でも四苦八苦するところ。建物引き渡し後に行ってみると物置になっているか、立ち入り禁止の看板とともにバリケードが築かれていたり・・・ ![]() 素晴らしい細工。 2階の見どころといえば貴賓室。皇太子がお目見えになられた際の貴賓室です。 何といっても家具が素晴らしい。漆だろうか。黒地にきれいな金蒔絵が施され、ロココ様式(ルイ15世様式)の椅子や長椅子とも相まって独特の雰囲気をつくり出している。 ![]() こういうものが残されているとはとしばらく眺める。椅子の脚の感じが造形的に素晴らしい。 ![]() こちらは食堂の家具。さきほどのらせん階段に近い位置。ピンク色の張り地など軽やかさを感じる。この家具も当時のものらしい。カーテンなど窓装飾もよい。 ![]() このマントルピースは材料が凝っていて、しげしげと眺めてしまいました。よく知りませんが何やら蘊蓄があるらしい。 それはそうと上の写真をよく見るとなんだか変なところがありませんか? 床を見ると「畳」。そうこの部屋は畳敷きの和室なのです。窓にはしっかりとカーテンがありました。 ![]() やっぱりらせん階段。 つわものどものゆめのあと。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-06-10 16:52
| たてもの見学
それでは仁風閣のなかへ。
とにかく窓装飾や額縁、家具調度類の充実に驚くばかりでした。 この建物を大切にしている気持ちが伝わってくるようです。 ![]() エントランス上部の照明と、柱頭の装飾。 ![]() 1階展示室、お庭に面した大きな窓のカーテンまわり。しっかりと設えられている。何事かただ者ではない雰囲気に気づき緊張。展示物以外は撮影可とのことだったのですが、恐々とシャッターを切っています。 ![]() 同じ窓のカーテンボックスと照明。これらの大部分は保存されていたものを使用している様子。 ![]() マントルピースと大きな鏡。お約束の組み合わせである。これにキャンドルと時計、または東洋磁器などが飾ってあればパーフェクト。そんな情景が容易に想像できる。 ![]() 装飾の詳細。 ![]() ![]() ![]() トイレの前のブラケット照明。さりげなくでもしっかりとデザインされている。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-06-03 16:43
| たてもの見学
鳥取市は久松山のふもとに建つ仁風閣へいってきました。
![]() この日はあいにくの雨ではありましたが、和らいだコントラストの白い外観というのも絵になります。どことなく現代の建築家リチャード・マイヤーがつくっていそうな気配ですが、赤坂離宮や表慶館などを設計した片山東熊(1854~1917)と鳥取出身の橋本平蔵(1868~1915)がかかわったフレンチルネサンス様式の洋館です。竣工は1907年(明治40年)。 それにしても正面の松がみごとです。新緑の残ったいい色と千両役者のような立ち姿がすばらしい。 洋館と日本庭園の松がこれほどひきたてあっている例を見たことがない。 ![]() 玄関庇の見上げです。垂木や柱飾りなど控えめながらしっかりとデザインされている。 ![]() 窓まわりの意匠です。窓上の破風は小さくさりげない。1階2階を分ける幕板もわずかな陰影を与えるのみとなっている。 ![]() 窓台の意匠も小さく可愛い。基壇(ベースメント)も同様。あまり部分を強調しない戦略らしい。外観を見直してみると建物のボリュームは角砂糖のような四角形に見える。どちらかといえば屋根の存在感のほうが強調されているような気がするのだが・・・これは和風建築の考え方ではないか。 冷静に考えると外観はどことなくお城の天守閣のようなイメージを感じる。石垣(は無いのだが)の上に白い壁面と翼を広げたような屋根。シャチホコのようにみえる煙突とクラウンの意匠。西洋館ではあるもののイメージの中心は和風のよう。強烈な和のイメージをもつ松とマッチするのはこのあたりに秘密がありそう。 ![]() さてなかへ。エントランスホールです。 ・・・とりあえず今日はここまで 仁風閣のホームページはこちら http://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/ サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-05-26 12:15
| たてもの見学
東京都多摩市桜ヶ丘公園内にある旧多摩聖跡記念館です。
明治天皇が兎狩などにたびたび訪れたことを記念して建てられた建物ということで、現在はギャラリーとして一般に開放されている様子。すでに閉館時間となり中は見れませんでしたが、カフェもあるようなので何かの機会にまた来てみたいと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 設 計 :関根要太郎(1889年~1959年、41歳) 竣 工 :昭和5年 1930年 構 造 :鉄筋コンクリート造1階建て 所在地 :東京都多摩市連光寺5-1-1(都立桜ヶ丘公園内) 入館料 :無料 開館時間:4月〜11月 9:00〜16:30 :12月〜3月 10:00〜16:00 休館日 :毎週月曜日 4・5・10・11月は第3月曜日のみ但し、国民の休日に当たる場合はその翌日年末年始 小田原文学館でみた洋館の主でもある田中光顕が中心となり建設されたとのこと。 聖蹟桜ヶ丘の地名の由来になったのがこの建物らしい。 建物わきの看板によればユーゲント・シュティールとセゼッションの影響がみられるとのことではあるが、個人的な印象では古典主義とスパニッシュの影響を感じるのだけれど、いかがなものでしょうか。 しっかりと補修されていて古さを感じないせいか、何だか物足りない気分。それでもヴォリュームデザインには古色蒼然としたものがある。老人の厚化粧といっては失礼かな。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-05-05 12:35
| たてもの見学
![]() 小田原文学館に建つ「旧田中光顕別邸」 曽禰 達蔵(1853-1937) 設計、1937年竣工 (実際の設計は曽禰中條建築事務所ではないかと推測) 鉄筋コンクリート造3階建て 上の写真は南側の庭からみたところです。 スパニッシュ様式らしいが、だいぶ装飾は省かれ、ボリュームが平滑な面によって表現されている点にモダニズムの影響が見て取れるような気がする。とはいえ抑制のきいた感じや、小振りなところにかわいらしさを感じる。 ![]() 上の写真の半円形状に張り出したサンルームが何とも気持ちいい。現在は展示のため、このサンルームとその奥のリビングとの間はふさがれてしまっているのだけれど、リビング、サンルーム、テラス、庭という柔らかく外部につながっていくところがいい。 それから撮影不可のため写真はないのだけれど、3階のサンルームが面白い。内装や家具が古いオフィスの応接室のような雰囲気で、ソファーセットや内装が妙な古めかしさを醸している。このソファーからみる景色は竣工当時と変わらないのかもしれない。 ![]() こちらは玄関。大きな車回しとはうらはらに控えめ。それでも庇や窓まわりの意匠など意匠が凝らされている。、腰壁のスクラッチタイルは洋館の象徴か。 ![]() 鉄格子の意匠。特注品なのだろう。きちんとつくっってある。大量生産の恩恵は理解できるものの素材感や存在感、丁寧さといった心情的な部分ではどうしても手造りのものに劣ってしまう。 ような気がする。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-04-27 16:21
| たてもの見学
![]() アントニン・レーモンドの設計で1932年に竣工。旧藤沢カントリー倶楽部のクラブハウスとして使われ、屋根が緑色だったことからグリーンハウスと呼ばれ親しまれた建物です。現在は神奈川県立体育センター内の食堂として利用されています。 何の変哲もない普通の建物に見えますが、よくみると装飾や工夫の跡がみれて面白い。 案外躯体はしっかりしている様子。もう少し手を加えればまだまだ行けそうな感じもするのですが・・・ ![]() ![]() ![]() ![]() 大ホールの窓の装飾が面白い。コンクリートの特性をよく理解してデザインしているような感じがします。 こういうかたちの型枠をつくったのかな。 ![]() バラ窓の感じが東京女子大のチャペルと似ているような気がするのだけれど、どうだろう。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2010-04-19 16:58
| たてもの見学
先週、またカザルスホールに行ってきました。
前回見てみてかなり印象がよかったので、今回は相方も一緒。 ![]() ある曲の最後の方でキラキラという金属音が聞こえてきた。 パイプオルガンの音とは思えずきょろきょろとあたりを見回すと、パイプの並んでいる中央すぐ両脇、上の方にある星型の飾りが回転しているではないか!非常に驚く。 以後、他にも隠し玉がないかドキドキしながら演奏を聴くことになってしまった。 たわいもないことかもしれないのですが・・・すごくいいものを見た気分。 ![]() コンサートホール内の壁。水平の縞模様。 ![]() 今回はチェンバロも入って3人での演奏。 またいってみよ。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集 >>>お問合せはこちら ![]() ![]() ▲
by satokazu_n
| 2009-12-22 12:26
| たてもの見学
![]() ![]() 最近よくこの建物の前をとおって隣の建物の7階(まちづくり局)へお邪魔している。 デザイン的に面白く、よくみるとちょっと不思議な構成をしている。 古典主義の漂うモダニズムであることから昭和初期の建築だろう。 でも作者がわからなかったので、ちょっと検索。 すると下記のような一文に出会った。 川崎市役所本庁舎 (http://www.asukawa.com/rekika/aruku/ra146r11.htmより引用) とのこと。 また時間があるときに調べてみよう。 サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2009-12-17 14:56
| たてもの見学
お茶の水にあるカザルスホールを聴きに行った帰り道、ニコライ堂にも寄ってきました。
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1891年本郷大地の突端に大きな教会堂が建てられ物議をかもしたようです。 今でこそ高い建物の谷間に埋もれていますが、当時は丘の上にそびえる白亜の殿堂だったのでしょう。 ジョサイア・コンドルが実施設計にあたり、関東大震災に被災ののち、明治生命館を設計することとなる岡田信一郎によって修復再建されています。 ちなみに創建当時はドームはもう少し低く、隣の鐘楼はもっと高かったようです。 今回初めて内部を拝見しました。(写真は撮りませんでした) サトカズのホームページ/サトカズとは/サービスと料金/設計のプロセス/サトカズの作品集/ >>>お問合せはこちら ▲
by satokazu_n
| 2009-12-05 16:09
| たてもの見学
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